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BARCO社製 純正ソフト「Projector Toolset」を使う

20111212A.jpgベルギーのプロジェクターメーカー、BARCO社のFLM R22+を9台使用する機会に恵まれました。1画面を3スタックにしたFLM R22+を上手、センター、下手に設置してシナジクス機能にてシームレスなツナギ目で使用した現場でした。

プロジェクター台数が多いのとFLM R22+のレイアウトファイルを本番中に切り替える必要がありましたので、BARCO社のプロジェクター純正コントロールソフトを使用しました。
20111212B.jpg
純正ソフトの「Projector Toolset」は複数のプロジェクターを一括で管理することの出来るソフトウェアですので今回の案件には欠かせないものです。



20111212D.jpgまた本番中のプロジェクター動作もソフトウェア上で管理出来ますのでトラブル時の初動対応も早くて済みます。
FLM R22+の標準機能のWARPもProjector Toolsetから調整をするのがベストです。

「Projector Toolset」の使用感
Projector Toolsetは複数のプロジェクターを登録しておくことで、プロジェクターの状態を一斉に見ることが出来ます。これは他社製のプロジェクターソフトには出来ないことなのでイベント現場でプロジェクターを管理する必要のある人にとってはBARCO社プロジェクターを使用することの大きなアドバンテージだと言えます。
使用感としてはProjector Toolsetからいろいろな制御、管理が出来るためか、画面右側の制御設定をする箇所がタブページになっていて、そのタブページを切り替えながらプロジェクター調整をしないと出来ないことがいくつかあり、すこし使いづらい。という印象を持ちました。たとえばWARP調整をしながらレンズシャッターのON,OFFが必要な場合はタブページを切り替える必要が出てきます。
また、レンズシャッターはProjector Toolsetに登録した各プロジェクターを複数同時に選択することで同時シャッターON/OFFが出来ますが、同時シャットダウンや同時レイアウトファイルの切り替え、メインウィンドウの同時入力切り替えなどは出来ません。

20111212E.jpg今回それらのProjector Toolsetでは出来ない同時制御をするため、オリジナルで「FLM Layout Changer」というソフトをプログラムしてProjector Toolsetの補助ソフトとして現場で使用しました。この「FLM Layout Changer」は同時レイアウトファイルの切り替え、同時LAMPのON/OFF、OSDの同時ON/OFF、シネジクスのON/OFF、BLANKINGのON/OFFなどを同時で出来るようにプロクラムしてあります。

Projector Toolsetでレイアウトファイルの切り替え自体は出来るのですが、プロジェクター1台ずつを順番に切り替え操作をする必要がありますので、9台のFLM R22+のレイアウトを切り替えるのは時間がかかり、また設定し忘れなどの操作ミスによる失敗を防止するためにでも「FLM Layout Changer」同時切り替えをすることが、よりベターだと考えます。